単純な脳、複雑な「私」 池谷裕二著 読後感

”単純な脳、複雑な「私』”

この本は脳の働きについての最新の研究成果が書かれていますが、池谷先生は”脳科学は今や専門分野をつなぐ接着剤の様な役割をするようになって来ている”と述べられています。脳について分かれば分かるほど様々な分野でその新しい発見を活用出来るのではないでしょうか。

この本を読んでみて自分なりにこれまで疑問に思っていた謎が解けた様な気がします。
その一つは:体外離脱は本当に出来るのか?

脳の頭頂葉と後頭葉の境界に「角回」と云う部位があり、この右脳の「角回」を刺激すると体外離脱が起きるそうです。多くの人はそんな体験をしたことがなく、あったとしても人生の中でも1度か2度あるかないかの不思議な体験なので再現できずに証明が難しかったと思いますが、少なくとも脳科学的には証明できたようです。
二つ目は:「以心伝心」ってどうして伝わるのか?
 
池谷先生は ”脳は「無意識の領域」の方が「意識の領域」より圧倒的に多く、私たちの行動や思考のほとんどは無意識的は振る舞いです。無意識のレベルで私たちはたくさんのことを考えたり判断したり、欲情を生んだりといろんなことをしているんです。”と述べています。”画面に一瞬だけなんらかのメッセージを見せると、当人には見えた気はしないんだけど、無意識の世界には届くらしいと云う映像技術がサブリミナル効果と呼ばれている” がこのサブリミナル効果により脳に「やる気」を起こさせるそうです。ですから赤ちゃんが何も分からないからと何も説明しないで扱うのではなく小さな人間として扱い、言葉でも心の言葉ででも、無意識の世界に話しかけることで健全な成長が出来るのだと云います。魂との対話と言っても良いかもしれません。また、大人でも受験やプレゼンなど「出来ないと思ったら出来ない」と云われていますが、これは真実で自分でも出来ると信じ脳に思わせることが大事な様です。
この本からのメッセージをこれからの孫育て、自分育てに役立てたいと思います。

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